データ監査ツール

CAAT(コンピュータ利用監査技法)という言葉は、会計士業界では古くからありました。コンピュータを利用してデータ分析や不正検出を積極的に行うためのもので、近年は専用のシステムツールがあります。専用ツールは、市販の表計算ソフト等では取り扱えないデータボリュームでもスピーディーに実行できるところが魅力です。

ところが、なかなか監査業界ではこのツールの利用が浸透していきません。ツールの利用は会計制度で強制されませんし、また、監査業務の定めとして、不正や誤謬データがなければ抽出データはなく、効果が測定しにくいこともその要因に挙げられると思いますが、ビックデータ化した会計データを前にして、それで良いのでしょうか。

事業会社でも特に海外グロバール展開している会社では、子会社の不正調査に積極的に利用しています。またフォレンジック調査などでも当たり前にデータ分析が行われています。

大量データをサンプリングするのみならず、監査業界も積極的に利用していく必要を感じます。また、その先には人工知能(AI)がデータ分析条件や抽出条件を機会学習する未来があるのかもしれません。

 

 

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